辺野古に基地は造れない

11月4日、キャンプシュワブ・ゲート前に初めて東京から警視庁機動隊が投入され、約100人だった警備が、200人にと倍増した。衝突と挑発は激化し、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された人、救急搬送される人が続出した。非暴力の抵抗は5日朝も続き、辺野古新基地建設反対の座り込みをしていたおよそ50人の非暴力の人々は、機動隊に強制撤去させられた。これを政府による新たな「琉球処分」だという声が囁かれた。写真は全て米軍基地キャンプシュワブ・ゲート前。11月5日朝7時ごろ

翁長雄志沖縄県知事が10月13日に出した辺野古新基地の埋め立て承認取り消しは、長く沖縄の人たちが望み続けてきた悲願だった。しかしそれを、また国家が踏みにじった。辺野古新基地反対の民意は、選挙でも明らかになっていることだ。 … “辺野古に基地は造れない”の続きを読む


伊方原発 逃げられないのになぜ再稼働なのか

上空からみる佐田岬半島。3号機の再稼働が容認された伊方原発(右、3号 機は手前)と、5キロ圏内の集落(左)。真ん中に唯一の国道である197号 線(佐田岬メロディーライン)が走る。伊方町。2015年11月3日

信じられない思いだ。10月26日、愛媛県の中村時広知事が伊方原発3号機の再稼働に同意した。伊方原発は、愛媛県の西部から突き出た佐田岬半島の付け根にありこの日本一細長い半島には約1万人が暮らす。もしも原発で事故が起きれば、 … “伊方原発 逃げられないのになぜ再稼働なのか”の続きを読む