世界は私達に見えているか。見えているはずの世界、それは形骸と化した幻影ではないのか。
今ほど、世界の“リアル”を暴き出すジャーナリズムが必要とされる時代はない。DAYS JAPANよ、がんばれ!
5周年のイベント おめでとうございます。
新自由主義と米国支配の本質が誰の目にも明らかになった今、DAYS JAPANの存在はますます重要です。私も負けずに精進していくつもりです。
2003年の終わりころフォトジャーナリズムの雑誌を創刊するというお知らせが届きました。写真通信社という仕事をしながらフォトジャーナリズムの終焉をつくづく感じていた私にとってとても嬉しいニュースでした。DAYS JAPANは世界でもユニークなフォトジャーナリズムの雑誌です。マスメディアの大きな流れに対抗していくのは大変ですが、ただ流される訳にはいきません。だからこそこれからも頑張っていただきたいです。
いのちをとるカメラに脱帽!
瞬間に過ぎ去る時をとどめる寫眞の創造は、人類の挑戦であった。しかし、人工的な加工の進歩は寫眞の信用を逆に落しはじめた。今こそDAYS JAPANの努力を声援したい。
歴史をつくってきたのは民衆、歴史を記録してきたのは権力者。それはある種の真実を衝いている。だが、揺るぎない真実はこうだ――「真の歴史」を記録することこそ、ジャーナリストの仕事である。5周年を迎えた『DAYS JAPAN』に、改めて敬意と連帯の意を表します。
5周年ですか!あっというまですね!しかし、よくここまでもったな。^^DAYS JAPANの写真は、とても強くていいです。一枚の写真が世界を変えることは、これからもあります!
今日、日本のジャーナリズムの衰弱をもっとも真摯に憂いているのは広河隆一だろう。巨大メディアが売りあげと広告収入にしか興味を示さなくなってからすでに久しい。わたしたちはそういうことに一種の諦念を持ち、世界がどうなっているかにどんどん鈍感になりつつある。DAYS JAPANはそれに警鐘を鳴らすべく創刊された。それが5年目を迎える。これを支えた強靭な足腰にはただただ驚愕するしかない。
DAYS JAPAN、創刊5周年本当におめでとうございます。
本格的ジャーナリズムの原点である『伝える』という重要課題を担う、数少ない貴重な媒体だと思います。責任編集をされている広河隆一さんとは、もう20年近いおつきあいをさせて頂いております。私の初の監督作品である『河童』でのシーンに戦場写真を貸して頂いたのをきっかけに、広河さんの真摯に世界を見つめる心に感動、触発され私もこの7年、GROUND ANGELという『平和』をテーマにしたアート・インスタレーションを行ってきました。「子どもに伝えるイラク戦争」という本も一緒に出させて頂きました。
DAYS JAPANは、島国である我ら日本からは「遠くて見えない何か」を伝えてくれます。一枚の写真が世界を変えた事は歴史が証明しております。これからも、この希有な、そして重要な媒体を絶対に守っていってください。そして、やもすると安穏と生きてしまいがちな日本に『喝』を入れていって頂きたいと思います。
DAYS JAPAN・創刊5周年を記念して 石井竜也
目撃者の少ない破壊や不正の現場に立ち会って発信する点で、フォトジャーナリズムとグリーンピースの仕事は重なる部分が多い。ただしDAYS JAPANの誌面には、こちらが目撃するというより、被写体となった人や自然から目撃されている視線を感じる。私たちが自分自身を見つめることにすら怠慢になった時代、“世界と目を合わす”場が毎月届けられる力は大きい。辛くてもDAYS JAPANを購読し続ける意味はそこにある。
写真は数秒で強いメッセージを伝えられる表現手段です。
その力を確実に発揮してきた数少ないメディアである「デイズ・ジャパン」が、5年もの実績を作り上げたことを、心から祝福します。
いま、チェンジ・アメリカだけでなく、世界が大きく変わらなければならない時代です。
戦争と地球破壊をやめ、人類の英知に満ちた社会を実現するため、”写真力“メディアの一層の発展を応援していきたいと思っています。
DAYS JAPANを時代が必要としています。
毎号、毎号新鮮なテーマを提示していただき大いに刺激を受けると共に、パレスチナ・イスラエル問題など限られたテーマしかカバーできないでいる私の狭さを思い知らされます。
いつまでも私たちを叱咤激励する雑誌であり続けてください。
Happy New Year! 2009
あけましておめでとうございます
環境問題、教育問題についてポジティブな年でありますよう!!
Positiveなニュースを、積極的に取り扱ってください!!
よろしくお願いいたします。
映像によって世界の情勢を伝えるデイズジャパンの仕事は大変重要なことと思っています。
刊行を続けることに努力しているスタッフの皆様に深く敬意を表します。
今後も頑張ってください。
創刊5周年おめでとうございます。広告やスポンサーに頼らず、雑誌を維持できるのかと当初は危惧しておりましたが、みごと5周年を迎えました。これも読者一人ひとりの熱い思いの反映であろうと思います。
読者との絆こそ雑誌の原点。このことを胸に志を全うされることを祈ります。
DAYS JAPAN 五周年おめでとうございます。
世界の哀しい現実、苦しい人々、矛盾した関係にシャッターを切る人がいる。そしてぶれることなく、私たちの日常に伝え続ける人がいる。
フォトジャーナリズムの志に何度目を覚まされたことか。その偉業を黙々と決行する広河隆一氏、世界各地へと取材に飛ぶ皆様を尊敬いたします。
これからも学生たちに授業で見せて世界を伝えてまいります。皆様、どうぞご健勝でご活躍ください。
創刊5周年、おめでとうございます。DAYS JAPANが5年も続いたということは、今この国の出版文化のありようの中では、文字通り奇蹟だと思います。これからの更なるご発展を祈念しています。
とても貴重な雑誌だと思います。そして『DAYS JAPAN』が貴重な雑誌になってしまう日本という国は、とてもヤバイと思います。
広河さんの粘りと情熱に心から敬意を表します。イスラエルのガザへのジェノサイド的攻撃を前に、広河さんとその同志たちのお仕事が、まだ焦眉の必要となっている20-21世紀の現実をふたたびかみしめています。引き続く御健闘をいのります。感謝
1972年、『Life』の廃刊から36年が過ぎた。グラフ・ジャーナリズムは死んだ、と写真仲間で嘆いたものだ。『DAYS JAPAN』は創刊から5年、一時は短命かとも囁かれたものだが、この『Life』の”再来”がどっこい生き延びていたことを嬉しく思う。写真家で雑誌の主宰者である広河隆一氏の卓越した経営戦略と実行力を高く評価したい。「一枚の写真が国家を動かす」、はたして国家まで動くかどうか、しかし写真を見る読者の魂を揺さぶることは間違いない。
列島改造を始めて以来、経済大国を目指し、ゴールを見ないまま、経済破綻とゆう付けまで背負い、行き先の見えない政治体制の下で、右往左往の都会人。そんな世間とは別世界のように、シマの人々は生きる。無関係とはいえない程、経済は冷えているものの、「貧乏は慣れとる」と言い切る潔いシマッチュに奄美で出会った。シマには、人と人が支えあう原点があり、家族の絆がしっかりと息づいている。まだ再生のチャンスはある。
DAYS JAPAN 創刊5周年おめでとうございます。広河編集長の決意と熱意、そしてそれを支えるスタッフの方々、作品を寄せる内外の優れたジャーナリストの面々と、無関心でいることができない読者たち。
このエネルギーはもはや、世界へ向けて発信すべき誇らしい文化だと思います。
世界のニュースを理解するには、断片情報の新聞や発行までに時間がかかる本でなく、雑誌こそ果たす役割が大きいと体験的に思います。現地の表情を伝えきるルポが必要な時代に、それに逆らうかのように雑誌が今、次々に姿を消しています。そんな中で廃刊どころか創刊し、かつ5周年を保つことは崇高なことです。「がんばってください」などと他人事は言いません。日本の報道界でジャーナリズムの名にふさわしい実質を持つ数少ない表現の場である「DAYS JAPAN」。この雑誌を支える多くの人々の一人であることに、自ら誇りを覚えます。